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外苑創建の趣旨

明治神宮外苑

明治神宮外苑は、明治天皇とその皇后、昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝えるために、全国国民からの寄付金と献木、青年団による勤労奉仕により、聖徳記念絵画館を中心に、体力の向上や心身の鍛錬の場、また文化芸術の普及の拠点として、憲法記念館(現明治記念館)などの記念建造物と、陸上競技場(現国立競技場)・神宮球場・相撲場などのスポーツ施設が旧青山練兵場跡に造成され、大正15年(1926)10月に明治神宮に奉献されました。

創建から終戦までは、国の施設として管理され、その間の昭和6年には、水泳場(神宮プール)が開場しました。

戦後は宗教法人明治神宮の外苑として国の管理をはなれ独自の事業収入により諸施設の管理運営を行い現在に至っております。

時代の移り変わりと共に世の中のスポーツ観は、選手の強化育成や競技会での記録重視の観るスポーツから国民ひとりひとりが健康増進や趣味として楽しむスポーツへと大きく変貌して来ました。外苑もその時々の要望に答え、軟式球場・テニスコート・ゴルフ練習場・アイススケート場・打撃練習場(バッティングドーム)・フットサルコートなど次々と時代の先端の施設を作り、改修も重ねて、活発で楽しい場所を提供し、早朝から夜遅くまで、広く皆様に利用いただき、喜ばれ親しまれております。

また、文化面では、日本文化の普及の一助として茶道・華道・書道の教室を広く一般に向け開講しております。

今後も、施設の充実、環境整備、サービスの向上を計り創建の想いを後世に伝えるべく協心努力してまいります。

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