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外苑便り

現在のいちょう並木

2011年09月28日

こんにちは~!杏ちゃんです♪

   杏ちゃん

朝晩の風も涼しくなって、少しずつ秋の気配が漂ってきたね~!
早くみんなに会いたいなぁ♪


こちらは、現在のいちょう並木の様子だよ↓

いちょう並木(9月25日撮影)

う~ん、黄葉にはまだ時間がかかりそうだねぇ。

いちょう並木は、今年始めに、4年に1度の剪定を終えたばかり。
その為、今年は葉っぱが1番少ない年だけれど、いちょうの木の形が1番美しい年でもあるんだ!



ところで。
みんなは、外苑のいちょうの木が今年で何歳か知っているかな?


正解は・・・ kiiro.JPG103歳kiiro.JPG

いちょうの木が生まれたのは、1908年(明治41年)。
折下吉延博士(当時、宮内省内匠寮園芸係新宿御苑勤務、その後外苑造成時に
庭園主任技師として従事。後に日本の近代造園の師といわれた。)が、
新宿御苑在来木から採集した銀杏を現在の明治神宮の境内に蒔いたんだ。


そして、1923年(大正12年)。
樹高6m程にまですくすくと成長した1600本の苗木(兄弟・姉妹)から選抜され、
更に、年々樹形を整え生長してきた木を青山通りから樹高順に
絵画館を大きく見せる遠近法を使って植え、このいちょう並木は完成したんだ!


9月25日撮影


今のいちょう並木は、とても長い年月をかけて育まれてきたんだね。

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