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外苑便り

いちょう並木の木は何歳?

2010年09月22日

こんにちは。いっちゃんです。いっちゃんkiiro.JPGkiiro.JPG


いよいよ30℃を越える暑さも今日が最終日!
いちょう並木も、少しずつ秋の気配が漂ってきたよ。
早くみんなに会いたいなぁ♪


ところで。
みんなは、外苑のいちょうの木が今年で何歳か知っているかな?



正解は・・・ kiiro.JPG102歳kiiro.JPG

いちょうの木が生まれたのは、1908年(明治41年)。
折下吉延博士(当時、宮内省内匠寮園芸係新宿御苑勤務、その後外苑造成時に
庭園主任技師として従事。後に日本の近代造園の師といわれた。)が、
新宿御苑在来木から採集した銀杏を現在の明治神宮の境内に蒔いたんだ。


そして、1923年(大正12年)。
樹高6m程にまですくすくと成長した1600本の苗木(兄弟・姉妹)から選抜され、
更に、年々樹形を整え生長してきた木を青山通りから樹高順に
絵画館を大きく見せる遠近法を使って植え、このいちょう並木は完成したんだ!


いっちゃん・杏ちゃん いちょう並木にて


今のいちょう並木は、とっても長い年月をかけて育まれてきたんだね。

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